『カウボーイブーツ。』
そう聞いて、
「あ、オシャレですよね!」
果たしてそう返答する人が、いったいどれほどいるでしょうか?(たぶん限りなく少ない)
カウボーイブーツのイメージって控えめに言っても「ダサい」の一言でしたよね?
でも…
2019年、カウボーイブーツはオシャレアイテムに
しかし、数年ほど前からカウボーイブーツが世界中のファッション業界人の間で流行りだしているんです。これは間違いない事実です。
この記事を書いている僕もちょうど2年前に、イヴ・サンローランのカウボーイブーツライクなヒールブーツを購入しました。
パイソンレザーが使用されたその見た目は、どこからどう見てもカウボーイブーツチックで、こんなデザイン一体いつ履くのかわからないけれど安売りしているからとりあえず買っておこう。くらいのノリでした。
2年後にまさかカウボーイブーツが流行るとは夢にも思わず手に入れたこのブーツ、手入れだけはして結局足は通したことがなかったこのブーツ、ここにきて履くことになるとは…。
思えば、カウボーイブーツが流行る予兆はあった
2010年代のメンズファッション史を語る上で外せない、伝説のファッションデザイナー エディ・スリマンのイヴ・サンローラン クリエイティブ・ディレクター就任。
落ち目だったブランドを再び世界のトップに帰り咲かせたそのセンスに、世界は熱狂しました。
サンローラン・パリ(エディ・スリマンがイヴ・サンローランのブランド名を一新した)のコレクションの中でも間違いなく、一番多くの注目を集めたのがリングブーツ 。
エディ率いるサンローラン・パリのリングブーツは世界のファッショニスタの間で爆発的に大流行しました。
前置きが長くなってしまいましたが、このリングブーツも本来、決してオシャレアイテムと呼べるものではありませんでした。
限られた人が履くコアなアイテムだったリングブーツ。そこに、エディスリマンが元来得意とするロックのエッセンスを融合させて生まれた全く新しいメンズブーツが、サンローラン・パリのリングブーツ だったのです。
そんなリングブーツの流れを引き継ぎつつ、次に流行るだろうと言われているのが、カウボーイブーツです。
アイテム的に、リングブーツとカウボーイブーツはよく似ています。
その形状はもちろん、どちらも作業靴として生まれた経緯、歴史、カルチャーとの関わり方。
一流ブランドもカウボーイブーツに注目
すでに、一流ブランドもこぞってカウボーイブーツをリリースしています。
画像は日本が誇る世界的メゾン『ジョン・ローレンス・サリバン』のアイテムです。
従来のカウボーイブーツのイメージを覆すスタイリッシュな雰囲気。
リングブーツのときもそうでした。まさかあのリングブーツが世界規模で、パンデミックの如く、大流行すると予想できた人はいないでしょう。
2019年流カウボーイブーツ コーディネート
存在感が大きすぎるカウボーイブーツ。基本的にはブーツインではなく短靴のようなコーディネートがおすすめです。
ブーツカットジーンズを合わせてカウボーイブーツのトゥ部分だけを見せたコーディネート。
ポイントは“普通に履くこと”です。
スニーカーでも短靴でもその他のブーツでも難なく成り立つこのシンプルコーディネートに、あえてカウボーイブーツを持ってくるからこそ生まれる2019年らしさと面白さを楽しみましょう。
先ほどの『ジョン・ローレンス・サリバン』のコレクションですが、普段のコーディネートでも参考にしたい、真似がしやすいルックですね。
こちらもアイスウォッシュジーンズとの合わせ。
まとめ
どうやら2019年は、アイスウォッシュカラーのブーツカットジーンズ×カウボーイブーツが本格化しそうです。
2019年ブーツカットジーンズの記事はこちら↓
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