おしゃれの底上げをあなたの頭上からしてくれるアイテム、それがハットです。
どんなファッションでもハットを被ればコーデ全体が一気に格上げ。
この記事ではハットの良いところと悪いところ、そしておすすめの合わせ方とブランドを紹介ます。
ハットの良いところ
おしゃれに見える
ハット被ってる男性って、それだけでめっちゃおしゃれに見えませんか?
想像してください。黒のスキニーに黒のカットソー、そして黒のドクターマーチン、オールブラックトーンでコーディネートしている細身の男性を。
それだけでも十分におしゃれですが、
彼の頭の上にハットがあるのとないの、どちらがよりおしゃれに思うでしょう。
もちろん好き嫌いもありますが、おそらく後者を選ばれる方が多いでしょう。そう、あなたみたいに。
ハットは頭の上からおしゃれを底上げしてくれるアイテムです。
身長高見せ効果
ハット、特につば広ハットは、被れば身長が高く見えるという嬉しすぎる効果があります。
なぜか?
全体的な視線が顔まわりに集中するからです。
つば広ハットはそれ自体に存在感がありますよね。すると自然とあなたを見る他者からの目線は首から上に集中していきます。
相手の目線を上げさせることで、身長が本来よりも高いと感じさせる、ハットにはそういう効果があります。
小顔効果
ハット、こちらも特につば広ハットですが、小顔効果もあります。
顔を包み込むようにブリムが広がるので自然と顔まわりが小さく見えるのです。
特に引き締め効果がある黒色の場合は、より効果的です。
ハットの悪いところ
手入れが必要
良いところばかりのハットですが、短所は手入れが必要だということです。
特にファーなどを使用した高級ハットは、長く使うためにはやはり毎シーズンの手入れが欠かせません。
レザーやデニム、使い込むごとに自分だけの味や経年変化を楽しめるアイテムと、ハットも同じです。
被る年数が長くなればなるほど、自分の頭に合った自分だけのハットになります。
手入れを面倒と感じるか楽しいと感じるかは、あなた次第です。
ハットの選び方
ツバ長がおすすめ
最近ではハット男子も市民権を得てその数は年々拡大の一途をたどっています。
今年の気分はブリム幅7cm以上です。
被るだけで手っ取り早くおしゃれに見えるつば広ハットには、身長高見せ効果と小顔効果もあるので、一石三鳥です。
色は黒がおすすめ
初めてのハットなら、カラーはブラックで間違いありません。
なぜなら、合わせやすいから。
キャメルも捨てがたいですが1個目のハットなら、使い勝手の良さ最上級のブラックがおすすめです。
ハットの合わせ方
全体の服装は細めに
ハットには細身のコーディネートがよく映えます。
全体的にコンパクトにまとめたIラインシルエットにつば広のハットを合わせるだけで、ほらもうおしゃれ。
挑戦しやすいシンプルイズベストなコーディネートです。
おすすめのハットブランド7選
Borsalino<ボルサリーノ>
世界最高峰のハットをあなたの頭上にご体験下さい。
公式ホームページのこの謳い文句がすべてです。
ハットの王様ボルサリーノ。
1857年イタリアで生まれたこのハットブランドは、創設から150年以上が経った今でも製造方法は当時のまま。その脈々と受け継がれてきた伝統の技術は、ボルサリーノクラフトマンシップと呼ばれています。
世界中の著名人からも愛されているボルサリーノ、特にジョニー・デップは大のボルサリーノ好きで愛用していることで知られていますね。
THE FAT HATTER<ザ・ファット・ハッター>
ブランドコンセプトは、「HAT MAKES A MAN = 男は帽子で決まる。」
コンセプトもだけでもハットへの並々ならない愛情と気迫を感じますが、全ては原宿にある実店舗に足を運べばわかります。
店の扉を開けると目に飛び込んでくるのは、店内いっぱいに陳列された同ブランドの帽子と、デザイナー兼オーナーの菊地章仁が世界中に足を運んで手に入れた貴重なビンテージハットの数々。圧倒されます。
これほどのハットショップを構えるデザイナーが作ったハットが良くないはずがない。良いに決まってる。そんな説得力がありました。
ハット職人 菊地章仁がひとつひとつ手作業で加工を施したモデルは、全てが一点物。あなただけのハットで、男を決めましょう。
KIJIMA TAKAYUKI<キジマ・タカユキ>
デザイナー、木島隆幸。
デザイナーの名を冠された『KIJIMATAKAYUKI(キジマタカユキ)』は2013年、前身ブランド『coeur』を経てスタートしました。
普遍的なハットというアイテムに、その時代の空気感と、それに対する木島独自の視点と哲学を落とし込んだ唯一無二のデザインに毎シーズン、ワクワクさせられます。
『UNDERCOVER』 『FACETASM』 『TOGA』 『TAKAHIROMIYASHITA The SoloIst』数々の名だたるブランドとのコラボレーションは、一流の証です。
ART COMES FIRST<アート・カムズ・ファースト>
2013年スタート、ロンドンの気鋭ブランド『ART COMES FIRST(アート・カムズ・ファースト』
サム&シャムの黒人男性2名によるハイセンスなデザインとコンセプトは、瞬く間に世界中のファッション人から注目を浴びました。
日本では、国内を代表するファッションアイコン 小木”Poggy”基史の目に留まり、ブランド創設早々からユナイテッドアローズで取り扱いが開始されたことでも大きな話題になりました。
アートカムズファーストらしい遊び心が光るワッペンがポイント。

THE H.W.DOG&CO<ザ・エイチ・ダブリュー・ドッグ・アンド・コー>
大量生産大量消費の現代だからこそ、手作業にこだわって、本当にいいもの、本物を世に送り出し続けているメイド・イン・ジャパンブランド『THE H.W.DOG&CO』。
2015年にスタートした『THE H.W.DOG&CO』は、男を意味する「gentleman」とスラングで遊び心を意味する「dog」がブランドのアイデンティティ。
その昔に労働者の男たちが愛したデザインと、今の時代の空気感がミックスされたハットは、古き良きヴィンテージ感がありながらも、どこか新鮮。
例えばセルビアウールが100%使用されたTRAVELERSは、(昔の労働者がよく被っていた)リボンも無いシンプルなデザインに、(現代的な)形状記憶加工を取り入れたことによって生まれた使い勝手の良さが魅力的。
COMES AND GOES<カムズ・アンド・ゴーズ>
有名帽子ブランド『CA4LAカシラ』で経験を積んだデザイナー 佐藤一歩によって2012年に立ち上げられた、『COMES AND GOESカムズアンドゴーズ』
日本人の日常にもっとハットを。日本人にとってハットを身近な存在にすることを追求し続けているブランドです。
デザインもさることながら、トラベラーハットをはじめとした使い勝手の良さが魅力的。
ブランド定番のトラベラーハットは、形状記憶素材が使用されていて、折りたたんだり丸めたりして持ち運べる優れものです。
Mighty Shine<マイティ・シャイン>
男を上げる被り物がコンセプトの『Mighty Shineマイティ・シャイン』。
男がいつまでたっても好きなちょっとした遊び心やユーモア、拘りが随所に見え隠れするデザインはマイティ・シャインならでは。
ただ、洋服との合わせやすさも考えられたデザインなので使い勝手も良く、コスパも最高です。