カッコいい男がライダースを着るのか。
ライダースを着るから男はカッコいいのか。
ライダースの種類
アメリカンタイプ
男の中の男を感じさせる無骨な佇まい。
写真は僕が所要しているアメリカンライダースでベルトが欠損していますが、本来はベルトがあります。
ロンジャンタイプ
アメリカンアイプと比較すると、着丈が長く身幅が狭いのモデルが多いロンジャンタイプ。アームホールも細いので全体的にコンパクトかつシャープに見えます。
どちらを選ぶべきか
正解は、どちらでもいいです。
あなたが、「これだ!」と思ったもの、着ている自分を想像できるもの、頭の中でコーディネートが思い浮かぶものを選びましょう。
強いて言いうなら、体系ががっちりしている方はアメリカンタイプを男らしくかっこよく着こなせますし、細身の方ならロンジャンタイプでスタイリッシュなコーディネートが様になります。
ライダースの型
さらにライダースはシングルかダブルかその型でも大きく二分することができます。
ダブルライダース
the wild。the男。
そんな言葉が相応しいダブルライダース。
名作映画イージーライダーよろしく、どデカいハーレーバイクにまたがりルート66を風とともに走り抜けるアウトローのためのアイテム。
もしくは、エルヴィス・プレスリーのようなスターがステージの上に立つとき、さらに自分を輝かせるために着飾る、選ばれし者のためのアイテム。
ダブルライダースにはそんなイメージがありますが、これだけファッションが多様化した現在、タウンユースとして僕たちが着用しても何一つおかしくありません。
ダサくない
むしろこれだけは断言しますが、
ダブルライダースダサいって言ってるやつがダサいです。
それはもうひと昔ふた昔前のおじさんおばさんの思考です。
いまどきダブルライダースを着ていてダサいはナンセンスすぎます。
クセはある(クセは長所)
とはいえ、ダブルライダースがクセの強いアイテムであることもたしかです。
でも、そこはもう、料理と同じです。料理もクセの強い食材ほど上手く調理できたら極上の味になる。
ひとクセあるアイテムを上手く調理できたとき、オシャレなコーディネートになるのです。
ちなみに僕が所有している中で特にお気に入りのライダースがこれです。
クセ強い食材にさらにクセの強い香辛料を山ほどぶっかけたようなクセの強さ。でも大のお気に入りです。
堂々とすること
堂々としてさえいれば、誰もダサいなんて思わないし笑いません。
自信のない着こなしや雰囲気がダサく見えてしまうだけで、あなたが頭を悩ませて考え抜いたコーディネートがダサいわけではありません。
だから、堂々としましょう。
シングルライダース
シングルライダースはダブルライダースに比べるとクセもなく合わせやすいアイテムです。
シンプルイズベスト
ライダースを着てみたいけどダブルライダースに踏み出せない方はまずはシングルライダースから。というのも手かもしれません。
ダブルライダースに比べてシンプル。
抜群の着まわしやすさ
何にでも合わせやすく着回しが効くシングルライダース。
カットソーやシャツとのシンプルな合わせから、パーカーやカーディガンを中間に挟んだレイヤードスタイルまで、合わせ方は様々です。
堂々とすること
ダブルライダースと同じ。堂々とすることがオシャレに見える一番のコツです。
サイズ感やカラーバランスも確かに重要ですが、テクニックよりもまずは気持ち。
ライダースに負けない心持ちで常に堂々としましょう。
おすすめブランド
blackmeans
日本が誇るレザーブランド ブラックミーンズ。
ブランドの始まりが2008年〜とまだ歴史が浅いため、後に紹介するショットやルイスレザー、一流のブランドに比べると、知名度は格段に劣ります。
しかし、しかしです。ブラックミーンズのライダースはそれら一流ブランドにも全く引けを取らない超絶クオリティで、すでにファッション関係者や世界中のファッショニスタから絶大な支持を得ているという絶対的事実があります。
完全無欠のメイド・イン・ジャパン
完全な日本製。
熟練の職人たちの手によって紡がれたライダースを最終的には、ブランドのデザイナーが全て手作業で加工を施します。
圧巻のビンテージ加工
ビンテージ加工といえば、ワザとらしいような、安っぽいようなイメージを持たれる方も少なくないでしょう。分かります。よく分かります。
しかし、ブラックミーンズは別。
見てください、この加工。これ、加工です。
本物のビンテージと遜色ない圧巻のオーラ…。
hender scheme
ブラックミーンズと同じく日本のレザーブランド、エンダースキーマ。
エンダースキーマはライダース専門のブランドというわけではなく、シューズやバッグ、ウォレット…etc、幅広いレザーアイテムを展開しているブランドです。
しかし、しかしです。エンダースキーマが2017年に発表したブランド初のライダースにファッション界隈では大きな衝撃が走りました。

ライダースらしくないシルエット
『not riders jacket』という商品名が示す通り、ライダースらしくない肩ひじ張らないゆる~いシルエットが特徴的、ありそうでなかった新しいライダースのかたちです。
最高級の革
ホース・ディア・カウ、部位によって使い分けられた数種類のレザーを、日本でも指折りの職人が一点一点手作業で製作するという、ファストファッション全盛期に全力で中指を立てるかのような手間のかかりようが最高。
schott
ライダースの王様ショット。男なら一度は袖を通してみたいアイテムです。
年を超える歴史あるブランド、当然デザインも豊富にあるわけですが、ショット初めての方には、特におすすめなのが下の2型です。
613
通称ワンスター。1950年代に登場してから現在までデザインがほぼ変わっていないライダース界のシーラカンス。
原点であり完成形。

641
スタンドカラーが特徴的な641。
シングルライダースならではシンプルなデザインと、ステアハイドレザーが使用されたボディのコントラストが最高です。
Lewis Leathers
アメリカにショットあり。ならば、イギリスにはルイスレザーがあります。
ロンジャンの代名詞的レザーブランド ルイスレザー。ショットに比べてスタイリッシュに合わせることができます。
初めての方におすすめのモデルは『』『』です。
LIGHTNING
1950年代のに登場したブランドを象徴するモデル『ライトニング』。
機能性とデザインを両立した4つのジップポケットと両サイドのバックルベルト、さらに男は背中で語れと言わんばかりのバックスタイルのデザイン。
CYCLONE
ルイスレザーの中でもシンプルなデザインで人気の『サイクロン』。『ライトニング』に比べるとたしかにシンプル。
[…] カッコいいメンズはライダースを着る。おすすめのブランドとコーディネートまとめ […]
[…] カッコいいメンズはライダースを着る。おすすめのブランドとコーディネートまとめ […]