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SUGARHILL(シュガーヒルとは?
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弱冠23歳のデザイナーのよる日本の新進気鋭のブランド『SUGARHILL(シュガーヒル)』。
2016年にデビュー。ストリートをはじめ、ミリタリー、ワーク…無骨で尖った要素を現代的でジェンダーレスなデザイン・シルエットにリヴィルドした上質なコレクションは、国内外から早くも高い評価を得ています。
弱冠23歳のデザイナー『林陸也』
ニューヨークファッション工科大学(FIT)を卒業後、武蔵野美術大学に編入したという異例の経歴を持つバリバリの現役美術学生 林陸也。
現在は学生とデザイナーを両立し、さらに『ファセッタズム』でアルバイトも行っているといいます。
彼の経歴から感じられるのは、常に様々なモノを吸収しようとする貪欲な姿勢。そして学びをファッションに変換できる高いスキルとセンス。
シュガーヒルはこれからまだまだ進化するでしょう。
『SUGARHILL(シュガーヒル)』に込められた思い
ニューヨーク・ハーレムのシュガーヒルという地区に住んでいたことから名付けられたという『SUGARHILL(シュガーヒル)』というブランド名。
響きのキャッチーさ、そして真のニューヨーク・スタイルが根付いたこの街の雰囲気が、まさにブランドのイメージに合致したといいます。
真のニューヨーク・スタイルとは、その土地に根付いた文化や人によって形成されたもの。ブルックリンやソーホーといった様々なモノが入り混じる流行の最先端のスタイルではなくて、その土地の空気や匂いのようなものが感じられるスタイル、林はそこに惹かれたといいます。
2019FWも文句なしにカッコいい
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2019FWのテーマは『Black and Blue』
Black and Blueと言えばローリング・ストーンズの同名アルバムを連想しますが、
By:Amazon
英語において、Blackは藻、Blueは青春を、そしてBlack and Blueは体に残った痣(アザ)を意味するそうです。
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「痣」を連想させる青い豹柄のつなぎはその象徴的なルックです。
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さらに同コレクション最大のトピックスは、日本最高峰の革加工ブランド『Blackmeans(ブラックミーンズ)』による加工が施されたレザーアイテムの存在。
Blackmeans好きの方は必見です。
まとめ
『学生生活を振り返り、経た環境や時間の中で何が残るのか。
酷く嫌いだった学校、身を置く環境を移し最善を求めて渡り歩きました。
振り返ると素晴らしい経験や出会いにあふれていました、
しかし僕に強く残った感情はいつの間にかできた痣のような寂しさとでした。
コレクションの着想源は僕をいつも味方してくれる音楽たちです。
志磨遼平のグラム感、小山田壮平の青春、アレックス・ターナーのセクシー、そしてデーモン・アルバーンの友情。彼らの寂しさに共通項を見出し、ずっと憧れている彼らのスタイルを表現しました。』From Designer 林 陸也
『SUGARHILL(シュガーヒル)』これからも見逃せません。